[日記]2013年5月10日 自分から見た、日本ゲーム業界が海外に負けた経緯

ゲームが海外に負け始めてから「日本はアイデアでは負けない!」みたいな事言ってたけど今それすらも負けてるし、
「スマホは使いづらい!ガラケー多機能!最強!」って言ってたけどいつのまにかスマホに負けてるし、
多分「日本はこれが最強!」ってあまり思わない方がいいんじゃないか。
で、今国をあげて最強最強言ってるのが「マンガ・アニメ」と「ものづくり」なわけだが・・・

ジンクスとかオカルトじゃなくて、
自分で最強言うのは「まだこれは負けてない!平気平気!」って意味が強いのと、
「最強だからその調子でがんばってください」って現状に満足して
その最強の裏側の弱い部分を放置してるのが負ける要因になってると思う。

と日中ぼんやり考えてて、ゲーム業界について振り返ってみた。

日本のゲーム業界が黄金期だったころ、一世を風靡していたジャンルはRPGだったけど、
今は大艦巨砲主義になりすぎて自壊して、「JRPG」なんて蔑称ができてしまった。
(JRPGはジャンルじゃないよ! 蔑称だよ!)
RPGはテーブルトークRPGをコンピューターゲームとして作ったのがはじまりで、
Wizとかブラックオニキスとかはある程度の人気を得たけど、オール英語の壁をのりこえても一般受けしない難解さがあった。
ドラクエはそれをすごく簡略化した革命的な日本初のゲームで、社会現象になるほど大ヒットした。
それから日本ではさまざまなDQ型RPGが作られて、どんどん日本独自の進化をしていった。
RPGブームに牽引される形でゲーム業界全体が活気づいていた。
クソゲーやクソメーカーはあったけど、それを理由に冷えていく事はなかったように思う。

その頃の海外のゲームは、「大味・意味不明・難解」というイメージ(あくまでもイメージ)で、
一部の好事家がひっそりと楽しんでいるのみで、ほとんどの人は海外のゲームに期待をしていなかった。

ある時、海外で「ウルフェンシュタイン3D」が発売される。
しかし日本人のほとんどはウルフェンシュタインシリーズ自体を知らなかった。
「DOOM」が海外で空前の大ヒットとなる。
しかし日本人には「殺伐とした、ストーリーの無い、気持ち悪い」ゲームだった。
えらそうに書いてるけど、自分ももちろんウルフェンシュタインなんか今でも知らないし
DOOMは激しく酔ったし不気味だったし二度とやるかと思いました。

日本には日本人にしか作れないRPGやそのほかすばらしくおもしろいゲームがあったので、
かつてWizをドラクエにしたように、DOOMを日本らしい何かにすることは無かった。
が、海の向こうではFPSというジャンルがじわじわと着実に力をつけていた。

プレステの時代から、海外がどんどん勢いを増してきた(別にプレステのせいって意味じゃないよ)その頃にちらほらと聞くようになったのが、
「日本は質やアイデアでは海外に負けない」という言説。
ユウワンもそうだそうだと、蚊やビブリボンやせがれいじりを小脇に抱えてうなづいていた(別にプレスt)

そんなわけで、
日本のゲーム業界が海外のゲーム業界に追いぬかれたのはRPG最強だからアイデアは勝ってるから、
で止まってたからじゃないかなーって。

「別に日本が海外に負けてるとか勝ってるとかどうでもいい、
 俺は日本の○○というゲームが好きだ」

うんうん、わかるわかる 自分も「最近のゲームはツマンネ」って事が書きたいのではなく(むしろその言い様は最も嫌悪する)、
いくらでも良いゲームはあるし良いゲームは自分で自分の良い物を見つけるものだと思う
でも日本のゲーム業界に勢いがなくなれば、相対的にそういうゲームも少なくなっていくので
やっぱ危惧はしてしまうの


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Last-modified: 2013-05-11 (土) 01:22:35 (1681d)