現在、東方SMMSNDSTに続き、VxAceで新しいゲームを作成しています。
前作はなにぶん初めてのVxAce作成でしたので、
イベントとスクリプトで役割を混在させて作成しており
バグの原因探しや、「あのスイッチはどこで操作してたっけ?」
といった時に検索性が最悪でした。
今回は前回の反省を踏まえ、ほとんど「「TES」」を使って作成することにしました。
これはイベントの内容を外部シナリオファイルとして書けるというもので、
scriptタグを使えばRGSS3もここに書けます。
またゲームを起動したままシナリオファイルを編集し、リアルタイムにゲームに反映する事も可能です。
サクラエディタなどの高機能エディタを使えば、高度な編集処理や全文検索もできるため、
作成環境が原始時代から江戸時代くらいにレベルアップします。
TESを使用し、今回はイベントは必要最低限(キャラを置く程度)しか使わない予定です。
少なくとも、スイッチと変数の操作はイベントでは一切行わないつもりです。
そんなVxAce作成環境に革命をもたらしたTESですが、完璧ではありません。
問題点として以下の点があります。
まず全文置換対象版replace2.txtを新しく作成します。
リンク先のソースを「TES本体」の下に追加します。
replace2.txtを記述することで、全文を対象にした置換ができるようになります。
メッセージのみ置換するreplace.txtと共存しますが、置換の優先度はreplace2.txtの方が高いです。
コメント文が書けない件については、labelタグを流用して
新しくなんの処理もしないタグxを作りました。
リンク先のソースを「TES基本セットモジュール」の下に追加します。
書き方は以下です。
@x x=●●●コメントダヨー●●●
このままでは見た目が悪いので、さきほどのreplace2.txtに以下を追加すると幸せになります。
(△はTAB文字です)
///△@x x=