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2007年06月28日夏コミの向こう側のコミティア用原稿を先に片付けます。
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なんかもー夏コミ出陣不可能の危機で精神的にガタガタになりついでに絵もガタガタだけどあげてみる。
ティア用オリジナル漫画合同誌に描こうとしているキャラ。
考えてみればオリジナルキャラのデザインを考えた事ってほとんどないかも。
<画像右>
名前:ミューズ
伝えようとしている事と、実際に発する音声が全く異なるという病気を持っている。ある学者が、同様の患者に協力してもらい、発する音声から言語体系を見出そうとしたことがあるが、何の成果も無いまま、研究は頓挫した。例えば、「リンゴ」という言葉を数回言わせたところ、ある時は二単語、またある時は一分間喋り続けた。伝えたいことと実際に発する声にはなんの関連性も見つけることができなかった。
ミューズは自分の言いたい事が言葉では伝わらないので、今まではずっと筆談でやってきたが、できれば声で伝えたかった。やがて人と意思疎通することが億劫になり、人を避けるようになった。人を避けているうちに、逆に人や物の動きの気配を常人より敏感に感じ取ることができるようになっていった。
<画像左>
名前:ソニカ
自分が発する以外の全ての音や声を、正しく解釈できない病気を持つ。そのため、常に変換器を付けている。(現代の補聴器と同じく、完璧なものでは無いため、ソニカは普段は音を消す事に使っている。)音楽はもちろん聴けず、実家が貧しく本もそんなに買えないため、絵を描くようになった。一度見たものをあとになって完璧に再現することができる。(ユウワン的に無謀な設定…)
<画像真ん中>
名前:パノラ
目に見える世界が実際と全く違うという病気を持つ。本来、ある個人の見ている世界が他人と全く同じ世界かどうかは誰にも証明できないものだが、パノラの場合ははっきりしていて、そこにあるはずのものが無いように見え、無いものが見えてしまう。だから常に目を閉じている。閉じていても違う世界が見えるのだが、それだけはもう慣れてしまうしかなかった。
「本当の世界」を与えてくれるのは他人だけである。例え相手がうそを言っていたとしても、それも含め、彼女にとっては「本当の世界」である。相手が本当に伝えたい事・考えている事を感じ取るのは、パノラに見えている「違う世界」を理解することよりずっと簡単な事であった。
…こんな感じで。しかしこの設定はこれから描こうとしている漫画では一切話に出てこないよ!なぜなら今回の合同誌の共通テーマは「見ざる・言わざる・聞かざる」じゃないから…
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