バイオシリーズの異端児 バイオハザードGAIDENの紹介

はじめに

 ひっそりと発売したバイオハザードGAIDEN。激しく香ばしい予感がしたので購入。オープニングでビビビときて早速ノートを取る。そんな日々。ていうか1日でクリアしてしまったのだけど。

 機種はGBCです。アドバンスでもできるけど、暗くてゲームになりません。あと、イヤホンを使用するとゾンビのうめき声がよく聞こえていい感じです。

2003/12/7追記

 こちらのサイト(別内容になっていたので消去)様のレビューがうちのと部分的にヤバイくらい酷似しているのですが、少なくともユウワンはパクってないとだけ言っておきます。自分は発売日に即クリアして即このレポ書いたし。いや、パクリ疑惑の真偽とか、パクラレて傷ついたとかそういう事ではなく、第三者に暗にそう思われたりしたらイヤなので。

2007/7/15追記

 今回Wikiに移すにあたり、上記サイト様のレビューページを見に行ったところ、無くなっていました。かわりに別ファイル名で、文章ももっと良い感じに書き換わっています。自分はOPだけでセリフまるうつし挫けたので…

 ほんとかよ裏技情報(試す気ゼロ)→http://www.ic-net.or.jp/home/t-sampei/u/gb/baioga.htm

オープニングまるうつし

セイブツ兵器のカイ発を企てる
セイヤク会社
「アンブレラ」。
そのいんぼうをくだこうと、
トクシュブタイ
S.T.A.R.S.の
元タイ員や、アンブレラからの
脱そうしゃが あつまり
チカソシキをけっせいした。
ここは、北アメリカにある
チカソシキのアジト。
AM 2:30
バリー:任ムをうかがいに
まいりました。
チーフ:ごくろう。
シキュウ スイ行してもらいたい
任ムがあります。
アンブレラがカイ発した新ガタの
セイブツ兵器(B.O.W.)が
逃ソウしたのです。
このB.O.W.は、ゴウカ客船
スターライト号に逃げこみ、
ジョウ客の一人に
なりすましているようなのです。
新ガタB.O.W.は、人ゲンに
変身しても、強力なハカイリョクを
そなえています。
この新ガタB.O.W.を
まっさつするため、
ラクーン市ケイサツの
レオン・S・ケネディが
スターライト号に
せん入したのですが
レンラクがとだえて
しまいました...
さいごにレンラクがあったのは
24時カンいじょうも まえです。
任ム:
レオン・S・ケネディの救出および
新ガタB.O.W.のまっさつ
セン入方ホウ:
ヘリからのロープ降下
目的チ:
大西洋上の
ゴウカ客船スターライト号
タイ員のカイシュウ方ホウ:
ムセンレンラクが入りしだい
ヘリをはけん
任ム スイ行シャ:
バリー・バートン
Good Luck! 

登場人物

 この作品は日本で発売されるずっと前(話の位置的にバイオ2の直後)に、カプコンではない海外のとあるメーカーが製作したものです。外伝というか亜流に近いので、ストーリー的な関連性は無いです。登場人物は以下の通り。

バリー(主人公?)

 1の時と同じような事しやがります、コイツ。もう病気ですね。

レオン(ブサイク)

 今作では数多くの名言を吐くムードメーカー。しかし最後は…

ルシア(アメコミ的美女)

 これでも13歳なんだそうで。都合のいい能力を持っています。

タイラントみたいなアメーバみたいなバケモノ(以下バケモノと呼称します)

 キン肉マンに出てきそうです。中ボス的存在。

B.O.W.(血は緑)

 新型の生物兵器。今回はこれ一体しか生物兵器は出てこないので、話の中で「B.O.W.」と言ったらコレ。特定の人間ソックリに化ける事ができます。(化けている時だけ喋る事もできる)

ゾンビ

 不幸な乗客。今回はウイルス感染ではなく、B.O.W.やバケモノによってゾンビにされてしまったようです。ちなみに、ザコはこれだけです。

艦長

 アンブレラの潜水艦の艦長。いい人なんだか悪い人なんだか…

ストーリーを追ってみる

*長いので段落ごとに小休止をとってください*

 船に降り立ったバリー。サイドデッキからロビーへと向かう。とそこには、変わり果てた乗客達の集団が。近づくと赤い!の出るゾンビは、アイテムを持っているので、それらのみ倒しながら部屋を探索していく。

 ロビーの西のドアを抜けると、無線連絡が。「エレベーターで4Fケイビシツにいって、監視カメラを使えば、レオンが探せるYO」と言われたので行く。でも、エレベーターに乗ったらなんか3Fまでしか行かないんです。もうね、アホかと。バカかと。仕方ないからそこから4Fへの道を探す(すぐあった)

 ケイビシツ到着。レオンの代わりに謎の少女を見つける。襲われそうらしいので助けに行ってみる。少女を発見した所でバケモノとの戦闘。倒したらドロドロに溶けて消えたので、ユウワン的には確実に死んだと思ってたけど、話の流れ的にはまだ生きてるらしい。

 あとついでにルシアはケガが治ったり、バケモノの存在を感じ取る能力があるっぽい。部屋を出ると無線連絡。「レオンは一等船室にいる」との事。サイショカラソウイッテクダサイ

 一等室のカギをやっと見つけて、開けようとしたら、またバケモノ。撃退したけどバケモノによりルシアがさらわれてしまった。

 気にせず一等室探索。ある部屋に大穴があいてて、その底でレオンハケーン。別に敵がなんかしたとかアンブレラがどうしたとか関係なく、アホレオンは勝手に穴に落ちて勝手に24時間以上も気を失ってたみたいです。ともかく、一緒にルシアを助けようと再びケイビシツへ。

 監視カメラでバケモノに担がれてるルシアハッケソ。バケモノがルシアを殺さないのでルシアをB.O.W.なんじゃないかと怪しむバリーと、いやどう見たってバケモノがB.O.W.だろと主張するレオン。そして「B.O.W.の血は緑色らしい」と都合よく現われる無線連絡。ルシアはついさっきバケモノに襲われた際に怪我をして赤い血を流していたので一応ルシアB.O.W.疑惑は晴れる。ともかくルシアを助けようと2Fアッパーデッキへ。

アッパーデッキでは三度目のバケモノ。これを倒してルシアを助けたものの、しつこく追ってくるので逃げる。逃げつつ探索。そしてなんの脈絡も無く船が爆発炎上。バリーはここで、「気になることがある」とパーティを抜ける。

 船が沈むまでに救出のヘリが来るかどうか微妙なとこなので、二人はひとまず、船の火を消すためにスプリンクラーを作動させようとする。

 (何故スプリンクラーの作動が手動なのかは気にしない事にする)

 あちこちのコンピュータ制御室をまわるが、結局スプリンクラーのスイッチは、お馴染みケイビシツにある模様。その制御室の中のひとつは、入り口の前が燃えてて、消火器を使って道を開けるのだけど、その時のレオンのセリフ

 「やった!火が消えたぞ。消火器さまさまだな。」

 ケイビシツに行ったら、監視カメラにバリーが映ってて、「ルシアはこちらで預かっている」等と誰かと取引してる様子。バイオ1のトラウマが。レオンとルシアは「バリーを問い詰めよう」とケイビシツを後に。

 ていうかスプリンクラーは?

 ていうかバリーは主人公なのでは?

 バリーに会うと、「スプリンクラーは作動したようだな、レオン」

 作動してたんだ…そんなことより(゚д゚)ゴルァ!と問い詰めると、開き直ってこちらに銃を向け、「ルシアをこちらへわたしてもらおうか」

 「わたしなら大丈夫よ」となぜか自ら捕まるルシア。バリーとルシアはアンブレラの潜水艦へ。

 レオンがあとを追おうとすると、アンブレラの兵隊が一斉に銃を向ける。そこでボケレオンのひとこと、

 「まさか、撃つつもりか?」

いや、撃つだろ…と思いつつ銃撃戦。その間に潜水艦は潜水してしまった。

 「まさか、本当に撃ってくるとは…」

そんなことをまだ気にしていたレオン、客船に取り残される。そこで二度目の爆発。レオン祭りは続く。

 「もう一度爆発が起きたら、完全に沈むぞ! オレ、およげないんだよな!」

衝撃の新事実。

 三度目を防ぐためにエンジンルームへ。そこではバケモノが暴れていた。バケモノとの最終対決。見事撃退したところで話はバリーへ。

 潜水艦艦長との会話で、ルシアの体内にB.O.W.が寄生していることが判明、このままだとあと10日ほどで腹を喰い破り出てくるという。

 「いや!わたしそんなのいやよ!」嫌がるルシア。 バリーは艦長に「いますぐルシアを手術しなければ殺す」と脅す。「わかったすぐに医者を呼ぼう」と艦長。手術自体は短時間ですんで、ルシアもすぐに動ける状態になっていた。医学はよくわからないけど、そんな手術ってあるのか。取り出されたB.O.W.の胚は突然暴れだし、艦長の血を吸う。成体と化したB.O.W.は逃げ出す。血を吸われた艦長はゾンビ化。艦長ゾンビを退けて、バリーたちはレオンを助けようと動き出す。

 (なんでバリーが裏切ったかというと、沈むかもしれない船でヘリを待つより、潜水艦で安全に脱出したかったかららしい。レオンはちゃんと助けるつもりでいた。バリーがそう言ってるからそうなんでしょう。)

 B.O.W.の追撃をかわしながらバリーは潜水艦を操縦し再び客船へ。その時にB.O.W.も客船に侵入してしまう。エンジンルームに辿り着いた一行はイキナリレオンと再会。

バリー「レオン!」

レオン「バリー、ルシア!」

バリー「さっきはすまねぇ」

ルシア「違う・・・」

バリー「えっ?」

ルシア「レオンじゃない・・・」

偽レオン「ウガァァァァー」

それはレオンに化けたB.O.W.だった。撃退して本物のレオンを探す。すぐ発見

バリー「ケンカはあとだ!脱出するぞ!」

 もう少しってとこでB.O.W.はルシアにとびかかり水中にひきずりこんでしまう。バリーは「ルシアがさらわれた レオンここにいろ ルシアをさがしてくる!」

次のコマでもうルシアを引き上げてるバリー。「しっかりしろルシア! 大きく息をすうんだ。」「バ、バリー・・・ あれを見ろ!」

見ると、もう一人のルシアが。~以下疲れたのでほとんどコピペ

ルシア1: バリー、わたしがルシアよ

ルシア2: ウソよ! ルシアはわたしだわ!

バリー: うごくな! どっちがホンモノのルシアなんだ!

ルシア1: わたしよ! バリー、これをみて。

ルシア1がじぶんの手をナイフで切る 赤い血がながれ出る

B.O.W.の血は緑色なのでルシア1が本物という事がわかる。正体を現わしたB.O.W.との最終バトル。というか戦闘中B.O.W.が赤い血を流していたのは目の錯覚ですか?(笑)

弾がかなり足りなくてヤバかったけどなんとか倒しました。すると、ルシアの不思議な能力は消え、普通の人間に戻りました。死体だらけの潜水艦に乗り込む三人。その瞬間客船は沈んでいった。ワーイオワッターってことでレオンがチカソシキへ無線連絡。その首すじからは緑色の血がうっすらと滲み出ていましたとさ

(めでたし めでたし☆)

…え?

さいごに

 だめじゃん最後…

 このゲームはバイオハザードだと思ってはいけないです。何しろ弾薬が足り無すぎ。ダメージ覚悟でナイフで立ち向かっていかないとラスボスで詰まります。

 じゃあゾンビは無視していけばいいじゃん、と思うのがバイオファンの考えですが、ハッキリいって、逃げるよりもナイフで立ち向かっていくほうがダメージを受けません。戦闘で逃げるモードに入ると、敵の攻撃がアホみたいに激しくなります。ダメージを受けずに逃げられる事はまずありません。

 無視できるのは、進路と関係ないところにいるゾンビくらいです。戦闘モードに入ってしまったら倒すほうがベターです。

 武器は数多く存在しますが、威力がどれもほとんど変わらないような…。グレネードランチャーでもゾンビ一発で倒せないってどういう事っすか。むしろ連続攻撃ができるナイフ最強説?

 裏技も隠し要素も…無いっぽいですね。

 世界観もゲームバランスもアレなのに、何故かほっとけない…何故か心暖まるクソゲーなので売らずに保管しておきます。心の広い人だけにおすすめします。純粋なバイオファンにはおすすめできません。


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