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■2004年11月03日 チェーホフ的気分
の芝居を見に行ったのにそのことについて何も書いてなかったのを思い出し書く。

今回の演劇の会場である東京千石は三百人劇場というところに行き、チケットは持ってないので受付に「○○さんに招待されたユウワンノフでござる」と言ったらチケットをもらえたので中に入った。

台風の時にはほとんど客がいなかったと聞いていたのだけどこの日はほぼ満員でいろんな年代の方が来ていた。席に座ってパンフ(これもただ!)を読むとなにやら難しそうな内容だなーと思う。詳しくは前回の日記のリンクからどうぞ。そして劇が始まる。

終了。いやーなんというかすごく難解だった…大筋としてはロシアの作家チェーホフが5人の女性との付き合いでてんやわんやしたり悩んだりする話なんだけど、その見せ方がとにかく難解。例えば舞台上にある女性とチェーホフがいて話をしてるのだけど実際に面と向かっているのではなくそれは単に手紙のやりとりだったりする。それはどこで判断するかと言うとセリフが文体であるとか面と向かって話をしていないとか。でもときには様々な理由で身を寄せ合ったり見つめあったりしてるからこれは今どうなんだとか思ってしまう。その謎が解けたとしても会話自体チェーホフの作品知識を求められたり、知識人のジョーク的会話が満載だったりするのでもう謎まくり。映画や小説や漫画ではけっこう難解と言うか不条理なものはいくつか見てきたけど劇でこういう難解なのは初めて。

見終わった後、招待してくれた人に楽屋へ来いといわれたので行く。その後彼の奥さんと一緒に夕飯をごちそうになって久しぶりにいろいろ話す。やべー前日の会社飲み会以上に話がすすむ…大学時代の友人と親族としか話せないのか僕は…。あまり書くとインターネット好きな奥さんにぐぐられてしまうので自粛。久々に楽しいひとときだった。

mixiにも書いたけど夜中本を読んでいたら、眠っていないのに突然悪夢を見たような感覚にとらわれて恐くて眠れなくなって部屋をウロウロしたり日記を書いていた。メシ作って食ったら落ち着いて眠くなったのでこれから寝るます。あとmixiは入ってる人の招待がないと入れないみたいですがweb拍手でもメールでも言ってくれれば招待しますんで遠慮なくどうぞ。(18歳以上じゃないとだめなのが残念なとこだけど…)
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